第二章 ~異世界への扉~

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刃「……!?」 迅斗「……ここは…」 そこは…先ほどまで居たところと大して変わらない森の中の花畑だった。側にはあの木がある。 刃「どうなってんだ!?」 迅斗「確かに入ったハズだよな…」 辺りを見回してみるが、変わった所が見つからない。 「その通りだよ」 刃「ん…?だれだ!、、どこにいる!」 「ココだ」 刃の真後ろにいた。 刃「うわっ!!」 刃は驚いて尻餅をついた。 迅斗も思わず小さい声を出して一歩引いてしまった。 二人の反応を楽しみながら立っていたのは、白を基調とした所々に青の刺繍があるの着物を着いる。腰には細い装飾された剣を差していて、とても端正な顔立ちの若い男だった。 「ようこそ我が世界へ、私はアランと言う」 刃「こ、こんにちは…」 順応が早いのか、呑気に挨拶する刃。 迅斗はダンダンと音が聴こえるかと思うくらいに足音をたてて、アランと名乗る男の前までいくと いきなり、胸ぐらを掴みむと 迅斗「そんなコトより潤がどうしたってんだ!?」 アラン「まぁ落ち着け、お前の妹は今すぐどうなるって訳でもない、ただ…」
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