第二章 ~異世界への扉~

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迅斗「じゃあ俺も質問…あんたは何族だ?」 アラン「私は仙人族だ。数は少ないが長い時を生きられる。私はまだ二千歳ぐらいだがな」 迅斗「にっ…二千…ま、まあよくあるパターンだな…」 迅斗はまだボソボソと喋っている。 アラン「ん?なんだ?」 迅斗「あっ、いや何でもない話を続けてくれ」 アラン「わかった。ここチェーンワールドは二つの巨大な大陸と幾つかの島でなっている。その中には様々な国があってどこの国も大体は仲良しだ。 だが、みんな同じ格好、同じ体をしてる分けじゃないから争いの絶えない国もある…だがその中でも魔族は悪さばっかりする、…だから魔族が住む土地とその他の種族が住む土地は、南北で別れているんだ。その間には、海があって戦争にならないようにしているが………まぁここ数千年は争いは無いから安心しろ」 長々と一息に話すアランは一度、間を置いた。
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