第一章 ~開幕~

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そこはものすごく大きい樹が立っている場所だった。樹まではかなり距離がある。 刃「なんか動いて…ぶっ」 迅斗「黙ってろ」 目のいい迅斗はその動いている物体がなにか分かり、口止めのため刃の頭を地面にめり込ませた。 そのあと物体が木の中に一瞬光ってに消えて行くのをみとどけた。 迅斗「!…よし」 刃「…ぶっはっ…! なにすんだよっ」 迅斗「わりわり、ちょっとめり込ませてみたかっただk…ぶっ」 迅斗の顔もめり込んだ。 迅斗「ぷはっ…冗談だってのっ」 刃「そっか、ならいいんだけど それで何がいたんだ?」 冗談が通じない刃だった。 気を取り直して聞き直す。
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