第一章 ~開幕~

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迅斗「聞きたい!?」 ニヤニヤして聞いてくる。刃は少しムカついたが黙ってこくこく頷く。がまたも聞いてくる。 迅斗「本当に聞きたい!?」 刃「うん゛!」 迅斗「え~~~」 バコッ…迅斗の頭でいい音がなった。 迅斗「だから冗談だっ…」 刃「早く言えいっ」 やはり冗談が通じない刃。 迅斗「わかってるって、もー…あれはだな…多分普通の人だった。 …かな」 バコッ 刃「そこまで引っ張るコトじゃねーじゃねーかっ」 さらに、ぱこっぱこっ、っと叩いた。 迅斗「痛ってぇー、まぁまだ話しを聞けっ!それで、その人っぽいのが木の中に消えていなくなったんだよっ!!」 少し興奮気味に話す迅斗。…を刃はじとーっと見ている。
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