近づく終わり

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泉に着くと、近くの木の枝に座っていたファンが降りてきた。 『エディ、おはよう。今日は遅かったのね。』 「おはよう、ファン。ちょっと寝坊しちゃったの。」 『あなたが来るのを、待っていたのよ。』 「それは、隠れてる双子の風霊たちのことかしら。」 にこっと笑って、言った。 『『あら?気づいていたの?エディ。』』 木に気配を同化させていた風霊たちは、そばにきた。
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