近づく終わり

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そのころ、妖精たちが待っているエディは、森の入り口に着いたところだった。 「ちょっと遅くなっちゃったなぁ。泉までは結構かかるし、どうしよう。」 エディは何かを悩んだ後「うーん・・・。人に見られなければ平気よね。」 とつぶやいて、持っているバスケットから朝作ってきたお菓子をだした。 そして、空中に向かって話しかける。 「おはよう。風霊たち、私を泉の近くまで運んでほしいの。」
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