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「なんだと…。」
和馬は絶望に打ちひしがれたような顔をしながら言った。
「じゃあ…もう参加するしかねぇじゃねぇか!」
和馬が怒鳴ると
「大丈夫だお前なら優勝できる!」
と、真下は無責任極まりない事を言った。
「ちなみにミスコンは有咲、お前だからな。」
と、付け足しした。
「えっ…ちょっ…先生どうゆう…」
「決定事項だ。」
「そんなぁ。」
鈴奈も泣き崩れていき栗色の髪が少し乱れた。
「まぁ頑張れや。はっはっはっ。」
「だから嫌なんだこんなトコ。」
和馬はボソッと言った。
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