序章

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一人の少年が学校の屋上に居た。 今は昼休み彼は屋上で昼食を摂りのんびりとしていた。 銀の長い髪を風で揺らし壁にもたれかかっていた。容姿はまるで女性のようである。 実際のところ数名の男にナンパされたこともある。 「つまらんな、こんな日常。」 彼はそう呟いた。 彼は平凡な高校2年生である。 だか彼はこの世界が下らないと思っている。 彼は平凡な日常に嫌気がさしていた。 名前を柚木 和馬(ユノキ カズマ)という。 「なにか面白い事は起きないもんかねぇ。」
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