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その言葉に一人の女子が反論する
「なんで私たちがメイド服なんて着なきゃいけないのよ!執事喫茶にしなさい執事喫茶に!」
と、
「喫茶店ってとこは変わんないのね…深雪。」
鈴奈が言う
深雪と呼ばれた少女は「あっ」情けない声をだす。
「良いじゃん!そんなこと…」
焦りながらも深雪は言葉を繋げた。
「んじゃ、コスプレ喫茶で良くね?」
誰かが言った。
「九十九(ツクモ)は神社の人間だし巫女の衣装持ってるだろ?」
九十九とは深雪の名字である。
「たしかにそうだけど…」
「じゃ八十神(ヤソガミ)もそうじゃね?姉妹神社だろ?」
「あぁそうだな」
八十神と呼ばれた少年が答える。
「神主みたいな衣装でいいんだな?」
と、繋ぐように言った。
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