序章

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「なんだ…決まったのか…じゃ俺は心置きなく屋上で…」 と、和馬が屋上へ行こうとした時、和馬の肩に手が乗った。 「まて、まだミスコンとミス?コンの出場者が決まっていない。」 「俺、関係ねぇ。」 「いや、お前には、ミス?コンに出てもら…ぐはっ。」 和馬に話し掛けていた男子は、ものの見事に裏拳を顔面に喰らった。 「ふざけたこと、ぬかしてんじゃねぇ!」 「悪いが登録リストに入ってるぞ。」 先生が言った。 「おい、真下どうゆう意味だ?」 「言った通りだ。」 真下要(マシタ カナメ)は淡と言う。 さらに続けて 「だって俺が出したもん。」 と真下はおどけながらに言った。
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