石を蹴る女
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「……石を蹴ってるんだよ」 突然、父が妙な事を呟いた。 「石?……女の人が?」 「ああ。何かが落ちる水音がして窓から覗いたら、金柵の下の隙間からその辺の小石を蹴ってるんだよ」 「なんのために?」 「さあな、……分からん」 それから間も無くして、女の姿が消えた。と、同時に父の姿も消えた。 父からの手紙が届いたのは、それから数日後だった。
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