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ドンッ〓〓
密室の部屋の中で机を叩く音と同時に大きい声が響いた。
タカシ「俺がいったい何をしたっていうんだ〓〓俺は何もしていない〓〓」
光彦「お前が何をしたかお前が一番知っているはずだ。」
タカシ「ホントなんなんだよ・・・」
タカシがため息をついた。
2530年、警察の警備などが発達し、犯罪などがなくなるという時代になっていた。
八月の強い日差しがタカシを襲う。
タカシ「はぁ、今日も暇だなぁ・・・」
そう言ってタカシはコンビニを出た。本庄タカシは去年、高校一年の夏に学校を辞め、バイトもしないで遊んでいる。
タカシ「あっ〓〓あいつがいるか。」
あいつとは、同級生で同じ時期に学校を辞めた武田剛。
タカシはポケットから携帯を取出し剛に電話をかけた。
タカシ「もしもし剛〓〓今から遊べるか〓〓」
剛「あぁタカシか。すまないが今日は用事があってだめなんだ。すまないな。」と言って電話を切った。
タカシ「ちぇっ。なんだよ。」
タカシは家に帰り、昼ご飯のついでにかった漫画を読みおわると、いつのまにか寝むりについていた。
翌日、いつも通り11時ぐらいに起き、昼ご飯を買いにコンビニに向かった。昼ご飯を食べおわるとタカシは剛に電話した。
「プルル プルル……」
タカシ「なんででないんだよ。しょうがないゲーセンでも行くか。誰かいるだろ。」
そうしてゲーセンに向かっていた。その時だった…
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