あたりまえに

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憎まれ口も 不器用なあなたの照れ隠し 行き場のない朽ちた心を 落ちて行く滴を両手で ゆっくり受け止めるように ただ黙って傍にいてくれた 気持ちを確かめあった訳じゃない 言葉にした訳じゃない そんなもどかしさも いつか笑いあえるように 今は重なり合う手の温もりだけでいい
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