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葵はウメの心臓に耳を当てて、左手を掴んで脈を取った。
葵「亜希、今すぐに誰か呼んでくるんだ。」
亜希「えっ!??」
葵「いいから早く!」
亜希「わっ、分かった。」
亜希は急いで誰かを呼びに行った。
連れて来たときには、葵は顔を下に向けて無言のまま涙を流した。
亜希「お兄ちゃんいつもウメに言われているでしょ。『男は泣くな』って!!ウメなら大丈夫だよ。」
葵「そうだな。すみません、準備をお願いします。」
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