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――ガチャッ
部屋のドアが開いた。
「ちょっと來!
何騒いでんのよ!」
「あぁ!お母さんッ!ちょうどいいや!
変質者!あいつ変質者だから私が半殺しにしてる間に早く警察通報してッ!!」
「はぁ??変質者?
そんなのどこにいるのよ。」
お母さんは私の部屋を見回して言った。
「そこッ!目の前にいるじゃん!」
私が指差した先をお母さんは目をやるが怪訝な顔をして私を見返した。
「どこ?いないじゃないの。
もう。何言ってんの。
寝ぼけてるなら早く起きて顔洗いなさい。」
お母さんは部屋から出て行った。
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