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その後劉備の来訪を待っていた諸葛亮であるが、二度目は叔父の黄承彦の見舞いで出掛けたおりで、またもや対面は叶わなかった。
そして、季節は春になり両者は遂に対面を果たすことになる。
諸葛亮は劉備に自身の策を話し反応を見た。劉備はただただ驚嘆するだけであった。
「(何でも家臣の意見を採り入れる器量の大きな人間かもしれない。元直の言ったことも分かる気がする。これならば曹操打倒も果たせる!)」
諸葛亮は話しこむうちにそう思い、劉備の強い誘いもあったので仕えることとなった。
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