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諸葛亮が仕官して劉備は諸葛亮と共に過ごすことが多くなった。このとき徐庶は許昌の母に会うため新野を離れていた。
「水が気にいらねぇ。」
劉備の義弟、張飛が文句を言う。それを関羽が窘める。
「まあそう言うな。確かに何を考えているか分からんとこが多いが徐庶が戻ってくるまで代理軍師だ。」
「徐庶は曹仁相手に力を示したから文句はない。だがあの若造はまだ何も示していない。調練すら参加しないではないか。」
関羽に宥められては強く言えない張飛ではあるが、それでも不満は収まらない。
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