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そもそも張飛からすれば諸葛亮の態度、雰囲気全てが気に入らなかった。奴は兄者と徐庶以外は全く受け入れようとしないとさえ思っていた。
そんな中、まだ徐庶が戻らぬ内に夏侯惇率いる曹操軍十万が攻め寄せて来た。劉備は諸葛亮を呼び、
「まだ徐庶が戻らぬ。徐庶は君は自分よりはるかに大きな器と言っていた。いきなりだが対策を立ててくれ。」
「分かりました。私にお任せ下さい。」
これは諸葛亮にとっても意外だった。正直こんなに早く機会が来るとは思ってもいなかった。
諸葛亮は博望破に夏侯惇をおびき出し火計を用いることにした。
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