曹操と諸葛亮

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徐州。 広大な大地が広がる地。 後に天才軍師と呼ばれる諸葛亮もここで生まれ育った。 しかし、今この徐州の雄大な土地は罪なき民の血で染められていた。 話は少し前に遡る。 この徐州という地は陶謙が治めていた。 彼は元来大人しい性分で乱世においても他の群雄のように領土拡大を望んではいなかった。 むしろ誰か群雄と手を結び自身の領土の安泰を願っていた。 そこへ曹操の父、曹嵩が通るとの情報が舞い込んだ。
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