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「諸葛亮?荊州の名士か?」
曹操は程イクの報告を受け、諸葛亮なるものが軍師であったことを知った。だが自身、聞き覚えのない名前であった。
「水鏡門下ならばそこそこ有名だが…。徐庶ならば知ってはいるが。しかし水鏡が伏龍と称したならば一角の人物なのだろう。」
「確かに。伏龍ならば聞いたことはありますが、諸葛亮という名は聞いたことがありません。」
「いずれにしろ余の邪魔をした以上ただではすまさん。曹仁に新野を攻撃するように命じよ。」
曹操は曹仁に十万の兵を指揮し、再度新野を攻撃するように命じた。
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