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陶謙はこれを機に曹操と友好を深めようと考え、城に招き宴会を開いた。
曹嵩もこれを大いに喜んだ。
陶謙はさらに曹操の下へ無事に送り届けるため部下に護衛をさせ金銀財宝を持たせた。
しかし、この部下は元黄巾賊であり金銀財宝に目が眩み曹嵩を殺害してしまった。
この報せはたちどころに曹操の耳に入った。
若い頃の親不孝を詫びようと父を居城に招こうとした自分の行為で父が命を落としたことを悔やみ、その怒りの矛先は陶謙並びに徐州の民に向けられた。
曹操は諸将の制止も聞かず徐州へ軍を起こした。
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