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霊夢「さてと、まずはこの世界について話すわ。」
居間についた後霊夢は3人分のお茶を用意し、話始めた。ちなみにお茶は狭間、霊夢、魔理沙の分だ。連れてきただけと言いながら結局ついてきた。
霊夢「ここは幻想卿よ。妖怪やら妖精、神様なんかも住む場所。勿論人間もいるけど」
狭間「妖怪ねぇ。そいつらは人間を襲ったりはするのか?」
霊夢「えぇ。するわよでもここには人里があってそこに大抵の人間は住んでる。人里を襲ってまで人を襲う妖怪は滅多にいないから。人間にとって人里が一番安全な場所よ」
狭間「成る程。」
霊夢「じゃあ次に貴方をここに連れてきた八雲紫についてよ。」
狭間「その紫さんは何処にいるんだ?」
『ここにいるわよ。』
狭間「!!」
突然狭間の目の前に狭間が落とされた穴と同じものが現れそこから女性が出てきた。
霊夢「いきなり出てこないでよ。紫」
紫「あら、私は呼ばれたから来ただけよ。」
狭間「あんたが紫さんか?」
紫「えぇ、そうよ」
狭間「正直貴方には感謝してるよ。でもなんであの時止めたんだ?」
紫「人が死のうとしていたから助けただけよ。それにこれは貴方が望んだ事でしょう。」
狭間「確かにそうだが…」
紫「もうこの話はやめましょう。狭間」
狭間「あぁ、分かったよ。あと霊夢最後にひとつ頼みたい事がある。」
霊夢「何?」
狭間「俺に戦い方を教えてくれ。」
霊夢「え…いいけどなんで?」
狭間「流石にいつまでも人に頼るのは駄目だと思う。だから自分自身強くなりたい。」
霊夢「そう。じゃあ狭間、外に出なさい。」
そして、狭間と霊夢は外に出た。
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