第二章 博麗神社へ

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霊夢「さてと、じゃあこれからここでの基礎、弾幕について説明するわ。」 狭間「弾幕?」 霊夢「弾幕はここでの基本的な攻撃よ。普通はエネルギー状なんだけど人間には使えないから人間はその代わりとして道具にそった物を代用するの。ちなみに私は札や針で魔理沙はマジックミサイルね。」 狭間「成る程。それは俺にも使えるのか?」 霊夢「う~ん。いきなり出来るか解らないけどやってみたら?やり方は弾幕の形を頭でイメージすれば出来ると思うから」 狭間「分かったよ。」 狭間はイメージし始めた。 どんな形がいいか?威力で選ぶか?それとも広範囲に攻撃出来るの選ぶか?いや、そもそも当たらないと意味はない。なら相手の動きを封じる物を作り、封じた所で威力の高い物を与えられれば、いやそこまで上手くいく筈ないだろう。でも、試すぐらいなら… 霊夢「出来たのかしら?」 狭間「あぁ、出来るか分らないけどな」 霊夢「そう。なら試しに撃ってみなさい。」 狭間「はい。」 狭間は手を前に出し、集中した。狭間の手からは…何も出ない。 霊夢「やっぱりいきなりは無理ね。今日はここまでにしましょう。狭間。ちょっとの間ここで泊まりなさい。その間修行をみてあげるわ。」 狭間「え…いいのか?」 霊夢「えぇ。その代わりその間はここで働きなさい。流石に無償で泊まらすほど私は優しくないわ。」 狭間「あぁ、充分だ。少しの間だがよろしくな。霊夢」
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