第二章 博麗神社へ

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翌朝 狭間「……朝か」 狭間は起き上がり、仕事に取りかかることにした。 霊夢に頼まれた仕事は神社内の掃除、ご飯の支度などの家事全般をやらされる事になっている。 狭間「さてと、まずは飯でも作るか…」 材料は適当に使ってとは言われてるが、はっきり言うとちょっと不安だ。なんせ、俺がいた世界とは器材が違う。 (う~ん。やってみるか…) と思った狭間だがそこまで狭間がいた世界と違いがあるわけでもなかったので、あっさり出来上がった。 霊夢「おはよー あれもうご飯出来たの?」 狭間「あぁ。ちょうどいま出来上がったばかりだ。」 霊夢「そう。なら冷めない内に食べましょ。」 狭間「あぁ、そうだな。冷めたらせっかくの飯が勿体ないしな。じゃあ」 「「いただきます」」 二人の声が合わさり、二人は朝ごはんを食べ始めた。 霊夢「あら、おいしいわね。」 狭間「それはどうも。」 狭間は自分の食べた分の食器を運び、こう続けた。 狭間「俺の親はよく家を留守にしていたんだ。だから家事はだいたい俺がやっていたから自然に出来るようになってしまったんだ」 霊夢「そう。洗い物が終わったら掃除やってちょうだい。」 狭間「はいはい」 狭間は洗い物を終わらせ、神社の方へ向かった。
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