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?「夜風が気持ちいいな。」
この少年の名は夢幻 狭間。現在地上15階のビルの屋上に居る。飛び降り5秒前の人間です。
狭間「さてと、そろそろ…」
『何しようとしてるの?』
狭間「!!」
狭間は周りを見渡した。だが周りには誰もいない。こんな夜遅くに屋上に人が来るなんて思いもしなかったのだろう。狭間はかなり焦っていた。
『探しても貴方は私をみつけることはできないわ。』
狭間「どういうことだ。」
『私はこの世界にいないもの』
狭間「ほう。ならあんたは幽霊か?」
『いえ、私は貴方の住んでいる世界とは違う世界の住人よ』
狭間「そうか。なら俺が違う世界に行ける可能性が増えたてわけか。ハハッ、嬉しいぜ。」
『で、結局何するつもり?』
狭間「俺はいまから死ぬんだ。死んだらこことは違う別の世界に行けるかも知れないからな」
『そう。なら私が連れていってあげるわ。』
狭間「えっ…」
突如狭間の足元から穴らしき物が開き、狭間はその穴に落ちてしまった。
『そう。私達の住む世界
幻想郷に』
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