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ある朝。
元気な産声と共に…双子の姉妹が誕生した。
そう…。その片割れの妹が私、雪華と姉の雪永。
二人は取り立てて美人に生まれてきた訳ではなかったけど…。
両親には大事に育てられてきたし…特に不自由はなかった…。
でも私たちが五歳になった時から姉は両親を憎み始めた…。
雪永「どうして。私はこんなに不細工なの？なんで〇〇ちゃんみたいに可愛くないの！」
と毎日のように容姿を見ては母を困らせてばかりいた。
たしかに…ブスだから…私も何回も思ったことはあったけど…私は比較的に前向きで明るい人間だったから…姉ほど容姿にこだわらなかった。
たぶんあの時から姉の歯車は狂い出したんだろうな…。
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