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うちの地区では午後6時になると決まって流れる放送に峠の我が家という曲が使われています。
その曲をバックに中学生の女子の声で
『良い子の皆さん、気をつけてお家へ帰りましょう…』
みたいな文言が流れます
この放送には問題が②点あります
①つは、この放送は40年前から変わらず、数十人のメンバーによりローテーションで繰り返し流れているので、つまり、毎日声は変わりますが、その声の人は、今はどうしているのか、生きているのかさえ関係者以外は知る由もないということ。
もう①つは、その話題が広まり、古い物を廃棄して、最近新しく録音されたのか、バックで流れる曲の峠の我が家も、テッキンという楽器で演奏された物に変わったこと。ところが、どことなく不気味になってしまった峠の我が家の音色。
以前の峠の我が家はオルガンでほのぼのとした音楽でしたが、テッキンで演奏される峠の我が家は、映画『着信有り』を連想させ、私の背筋を凍らせています。
着信有りを観たこと無い方にはどうなのでしょうか。それは私の知るところではありません😆
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