いつでもおいで

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返事を聞くとお母さんはニコリと笑って階段を降りていった。 「もぉ~。気まずかったら気にしないでいいから断っていいからねっ?!」 ドアを閉めながらあおいちゃんが言う。 「全然、話すのは好きだからさ。せっかくだからご馳走してもらうよっ」 「本当に??嫌だったらいつでも言ってね??」 「大丈夫、大丈夫!営業やってんだから~!マンガ読みながら待ってようよ?」 「大輔が言うならいいけど…」 あおいちゃんは納得してない顔で隣に座ってマンガを読み始めた。 あおいちゃんは、お母さん似だなぁ。と思いながらしばらくマンガを読んでると下から声が聞こえた。
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