5人が本棚に入れています
本棚に追加
「とりあえず、早く行くよっ♪」
「はっ！？ちょっとまてよ！今何が起こってるか教えろよ！」
俺はダレカの胸ぐらを乱暴に、ナイフを持ってない手で掴んで怒鳴った。
「知らないよ。とにかく僕たちは生き残るために戦わなきゃいけないんだ。」
「それは軽く前の話からわかるっ！いったい誰の差し金だ！？こんなナイフまで持たされて…なんなんだよ！？」
胸ぐらを掴まれたダレカは少し表情を曇らせてから言った。
「知らないよ。僕だってビルから突き落とされて死んだと思ったらこのゲームに参加させられてたんだもん。」
ダレカの曇った顔をみて、俺は困惑した。
明るい奴かと思ったら…
過去の話になると暗い奴に…
最初のコメントを投稿しよう！