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生きてる!! おかしい。確かに昨日… 家を出て、いつもの通学路をそわそわと歩きながら考えていた。 ダンプは確実に俺をひいた。しっかりあの時痛みを感じた。 じゃなんで生きてんの? 夢か? いや、ないな… 「おはよっ」 ビクゥッ! 考え事にふけっていた俺はいきなり肩を叩かれ声をかけられたからかなり驚いた。 肩を叩いたのは…俺の彼女、秋穂だった。 長い髪にぱっちりした目、いやはや…実にかわいい。 「お、おはよ」 「なんか凄い驚いてたね。考え事?」 なんで考え事かわかったのか… 「な、なぁ秋穂、俺って昨日さ…死んだ?」 なんとも馬鹿らしい質問が俺の口から出た。 「何言ってるの?春馬。怖いよ。」 答えは予想ついてたが…やっぱり信じられなかった。  
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