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「――だからここがＸになり…―が――であり…」
だるい。昼休みが終わって数学の授業になると俺は睡魔と戦闘をしていた。
あと20分はある授業を恨めしく思いながら、１番後ろの席の俺は教室を見回した。
男子は2/3。 女子は1/3が下を向いて、寝てるかゲームをやっているかをしていた。
まぁ真面目に授業受けてる奴がいるだけセンセは楽になるだろう。
その真面目に授業を受けてる奴の中に秋穂がいる。
基本、授業中の俺は暇になるといつも秋穂を見ている。
いや、ストーカーとかじゃないけど…
とにかく秋穂はいつ見てもきれいだ。なんで俺がコクった時OKしてくれたか今でも疑問だ。
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