アラーム

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「こちらイエロー、発進許可願います。」 「ブリッジ確認、6番ゲートから発進許可します。」 「イエロー発進します。」 「いってらっしゃい!」 機体は加速し一気に飛び立つ 「よしカケル行くぞ」 「おう」 通信をブリッジに繋ぎ 「イエロー、イエロー2これより目的地に移動し業務を遂行します。」 「機体を壊してくんなよ!」と部長からの罵声 「了解!」 もし今回も壊したら何ヵ月ただ働きになるかわかったもんじゃない。 ここら辺が一匹狼の流れの傭兵と違うとこだ。 報酬は確かに仕事量などに応じて平等に分けられる(均等ではないので差がかなりある) 機体の整備費、維持費は会社で管理してくれるから修理代がなくて仕事が出来ないなんてことはないから食いっぱぐれたりすることはない。 「さて、行きますか!」 スロットルレバーを一気に押し上げ加速する。 地表から宇宙空間に行くには大気圏があるので今迄は行き来するのに非常に大変だったのだが、長距離空間移動を開発していて、その中で一時的空間反転なる技術が発見され決められた空間のみで宇宙空間と地表の空間を一時的に反転させ短距離(実際はかなりの距離だか)の空間移動ができるようになった。その為大気圏を気にすることなく宇宙に行けるようになった。
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