prologue

5/10
前へ
/145ページ
次へ
翔「……明日が楽しみだ」 俺が校門から出ると何故か見慣れた奴が立っていた 翔「……やぁ、友沢」 友沢「何故…お前はこの高校にした」 翔「……俺がここに居ては駄目かい」 俺は友沢の横をゆっくりと歩きだした 友沢「ああ、気に入らないね…君みたいに優れた選手が帝王やあかつきのスポーツ推薦を蹴ったであろう事が……」 俺が振り向くと友沢は鬼の形相で俺を睨んでいた 翔「……じゃあ、その2つに入ればプロになれるのか?」 友沢「…っ!!!!……可能性は高い…」 翔「……なら俺はその2つを含めた名門を叩き潰してやるんだよ…その方が面白い」 友沢「そんな理由で…!?」 翔「……名門卒だけがプロへの道じゃない」 俺はそう言い残し家路についた 友沢「違う…そんな事じゃない、俺はお前と野球がしたかったんだ」 俺が去った後に残った友沢はぽつりと呟いた ------------------------- 翔「…パワスポでも買って帰るかな」 「「キャーッ!!!!!」」 翔「…………」 俺が叫び声の聞こえて来た方を見ると女の子がヤンキーに絡まれていた ?「止めて下さい…」 座子谷「いいじゃねーかよネーチャン、茶ぐらい一緒にしようぜ!!」 翔「……ギャグだろ?」 そう思いつつ俺は女の子を助けに行った
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

79人が本棚に入れています
本棚に追加