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「えーっと、一時間から農場行くか?ほら勉強とか面倒だろ。ハッキリ言って、教えるのも面倒くせえしな」
そんなことを教師が言っていいのか・・なんて疑問は真面目な紺や高野以外は全く思っていないらしく、あちこちで賛成の声が上がる
「賛成!江波と壱に農場案内しよーぜっ」
言うが早いか、木角が教室から即行飛び出して行ったので、その速さにみんなもビックリだ
それを見て苦笑いしながらぽかんとしている壱の元ヘ来る紺
「さて、俺達も行くか」
そんなことを呟いて、次々と席を立ち壱と紺の元ヘクラスのメンバーたちはやってきた
「このクラス人数少ないから、すぐに名前とか覚えられるぜ」
「毎日をとにかく楽しむのがこのクラスでやっていくコツ・・かな?」
壱と紺の前に現れたのは金髪の男と、明るい茶髪の子
「俺は石川 蓮、こっちの茶髪が尾崎 真樹な」
「よろしくね!」
背が高く目が細長いカッコいい系の石川と壱達より少し背が低いくらいの小柄で可愛い系の尾崎
二人とも別の意味で男受けの良さそうな顔付きをしてるな、なんて紹介を聞きながら二人は思うのだ
「あとは背が1番高いのが阪井 雅斗で、さっき木角を追っかけってたデカイのが清水 幹雄。あとは江波の隣の席の高野 光輝だろ・・。んで木角で全員だ。俺らの担任先生のホストみてぇなのは矢岡真だ」
「覚えられそう?」
さっぱりです!と顔に書いてありそうな壱を見て一同苦笑
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