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数時間経ったのではないかと思うくらい寝ていた気がしたが、実際は数分しか経っておらず、カインはゆっくり目を開けさっきの夢の事を考えた。
先程の夢はなんだったのか―、そんな事を思いながらむくりと身体を起こし背筋を伸ばした。
ふと時計を見ると8時を回った所だった。
「今日は試練の日か…パートナーになるドラゴン生意気じゃなきゃいいが。」
時計をみた後、長い独り言を呟き、試練の事を考え一人小さな溜息を漏らした。
ベッドをゆっくり降りて着替える為か、クローゼットがある方まで歩き出した。
「よし!今日はこんなんでいいか。」
学校の制服に着替え終えると髪の毛を軽く整え、一通りの準備を終えると自分の部屋を後にした。
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