秋色の風

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「~♪」 携帯が鳴った 「誰だよ」 不機嫌な声を出す 『夕、起きたか?』 秀からのメールだった 『もう少し遅く起こせよ』 ちょっと不機嫌なメールを送る 「毎日起こしてくれんのはありがたいんだけどな」 そう言うと一階へ下りる 台所では朝食の準備がされていた 代わり映えのない和食が運ばれてくる 「たまにはパンでもよくない?」 席に座るなり台所の母親に質問する 「そうねぇ」 曖昧な返事が返る そんな話をしていると時間がきてしまい 急いで着替えをする ピンポーン!! インターホンが鳴った
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