<聖戦と死神>(SOUND HORIZONvsDECO LECO)

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日本帝国(?)領某都市部 眩暈がする程の数多の怒声に噎ぶことなく じまんぐは笑っていた... グレゴリオ暦2001年『ウィキペディア日本語版開設』 レボンティウス将軍率いる ピコ王国軍五千 東海工業地域を越え 2001年冬期コミックマーケット61に進撃 東京ドームにて じまんぐ軍 サンホラ防衛熱烈ファン一万二千を相手に開戦 勇み歩を進める毎に 足下に死が絡みつく 徐々に増えてくじまんがーに サンホラー戦意(こころ)惑わす 猛るじまんぐとファンの嘶き「全軍突撃!!我に続け!!」 赤銀(あかぎん)の救助服...嗚呼...<消防隊の一番星>(じまんぐ) ――時はきた!見よ!ベルガの死神だ! (Chrono, Venies! Vidies! Velesa!) ――時はきた!見よ!ベルガの死神だ! (同上) ――時はきた!見よ!ベルガの死神だ! (同上) ――時はきた!見よ!ベルガの死神だ! (同上) 陛下「時に…じまんぐ卿の軍はまた勝利を収めたようですな 倍数以上までの我がファンを完膚無きまでに引き込んでの大勝利...だと(泣」 まり「赤銀の救助服、忌々しい<消防隊の一番星>(じまんぐ)…、 今や陛下よりも彼を崇拝する者が出始めている始末」 陛下「丁度良い手駒もある訳なんだから、 機を見ていずれ、 うさん臭い英雄殿には、(サンホラに)ご入場頂くのが宜しいかと」 まり「手駒…ああ、私の歌声で虜にしたあの男の事ね? 改変を求める日本の舞台 今宵も面白い劇(ゆめ)が見れそうね」 両者『我ら<唯一神>(たなとす)の名の下に』 彼は誰が為に駈けるのか… 護べき女性(ひと)の祖国(くに)を失って尚…
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