遅刻の罰

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「まったく、五分遅刻しただけでこれかよ……」 そう言ってる雄太の肩にはバーベルが乗っている(重さは十五キロだ) 「なんだ宇佐美?そんな事言ってると重り増やすぞ?」 (くぅ、このドエスっぷり……梅原に負けてねえ あっこのドエス先生は花笠 梗子『ハナガサ キョウコ』俺のクラスの担任です) 「ん?何か言ったか?」 「いえ何も、後どれくらいでおわりですか?」 「さぁ、あたしの気分次第だ」 タバコを吸って吐いて先生は言った (死ぬってーのー、ヤバい……足がグラグラしてきた 気が遠くなりそう…………)
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