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「ねぇお兄ちゃん…………チューしよ?」
雄太は飲んでいた牛乳を吹いた
「はぁ?!何言ってんだ奈乃華?そんな事言ってないで早く用意を済ませろ」
(まったく、何言ってるんだ、こいつはいつもいつも発情しやがって、猫か)
そんな事思いながら朝飯を食っていると、奈乃華は雄太に近づいて来てこういった
「お兄ちゃん…………Dキスって知ってる?」
(ん?聞こえなかったな……もう一度聞いてみよう)
「えっと……よく聞こえなかったぞ、もう一度言ってくれないか?」
奈乃華は顔を赤らめながら
「だからぁ……Dキスって言ったのぉ………」
「何言ってんだお前!!」
奈乃華は物欲しそうな目でこちらを見ている
(…………ヤバい……いつか俺、襲われるんじゃねぇか?)
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