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この日の夜――
美保と剛史は、さっさと仕事を済ませ、涼太のガレージに来ていた。
美保 「こんばんは~!」
剛史 「お疲れ~!」
涼太 「おぉ~、今日で営業最後だよ(笑)」
美保 「マジで!? 新しいガレージはどこなの?」
拓朗 「それがさぁ… 福岡なんだよ。」
剛史 「福岡って、九州かよ!?」
涼太 「そうそう。 ちょうど全国展開中らしくてさ。」
美保 「全国展開って… お店みたい(笑)」
涼太 「その"お店"になるんだよ。 ディーラー+チューナーみたいな感じ。 予算が余れば、ちょっとしたカフェみたいなのでも作ろうかと思ってるとこ。」
美保 「そう…」
剛史 「なんかさみしいな… 友達が2人もいなくなるなんてな…。」
拓朗 「…」
涼太 「なぁ、美保も剛史も、入ってくれないか?? 無理だって事は分かってるんだけどさ、 どうしても人が足りないんだ! お願い!」
拓朗 「俺からもお願い!」
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