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そこで、哀ちゃんは目を覚ましました。
頭がぼんやりして、どんな夢を見ていたのか、うまく思い出せません。
白っぽい夢だったとしか、覚えていませんでした。
哀ちゃんは窓を開けました。
今日雨が降っていたら、ママの傘に穴を開けてやろうと考えていました。
でも、なんだかもうイタズラをするのはばからしく思えました。
外は、とてもいい天気だったのです。
晴れ渡った空を見て、哀ちゃんは言いました。
「あ。しあわせの青」
E N D.
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