第壱話 絶望の果てに

8/30
前へ
/339ページ
次へ
その様子を電線に腰掛け見守る一人の男 『生田雄太郎17歳、父親はずいぶん前に事故死、母親は二週間前に乳癌で死亡、現在一人暮らし…ネ。 フム…まぁまだ若いですし、とりあえず行ってみまショウカ』 ぶつぶつと独り言を呟く謎の人物 得体の知れぬその男は、巨大な黒翼を広げ、夕暮れの空へと飛び立っていった
/339ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5457人が本棚に入れています
本棚に追加