第壱話 絶望の果てに

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『…そんなん信じられるかアホ』 『やっぱりそうきましたか。 ふぅ…手っ取り早く信じて頂くには、コレしかないみたいデスネ』 次の瞬間、ラフィットの背中から黒く巨大な翼が現れた 『な、なんだコレ!?』 『シュラの証、ですかネェ。人間にはこんなモノはないでしょう? あと実はネ、私はキミにしか見えません。 他に誰かが居れば証明できるんですが…』 目の前に広がる、現実離れした現実 雄太郎の直感が、それが手品のような子供騙しではないと訴えかけていた 『いや…もう十分だ。信じる、信じるよ。 …それで、どうすりゃいんだ?』
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