少数派
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痛みもだいぶ治まったので、殴り飛ばしたい気持ちを抑えつつ兄を私の前に座らせた。 「朝っぱらから騒々しいわね」 「悪ぃ。学祭近いから練習しろってバンドのヤツがうるさくてね」 そう言いながら兄は頭を掻き苦笑いする。 「だからってこんな住宅街でドラム叩くヤツがいるかよ!練習は学校の音楽室かスタジオ借りてしな」 「‥‥はぃ‥‥」 申し訳なさそうに俯いて返事をした。
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