契約

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「魔法も使えない落ちこぼれアークに召喚なんてできるのかよ」 そう、アーク・フォルクスは魔法が使えないのである。 「アークは好きで魔法が使えないんじゃないですわ!」 「なら俺よりも強い使い魔を召喚してみろよ」 アーヴィンの使い魔はイーグル。ドラゴンには敵わないがそこそこレベルの高い使い魔だ。 「ひ、卑怯ですわよ!」 「負けるのが怖いのか?」 「やってやろうじゃねぇか!その代わり俺が勝ったら落ちこぼれって言うのをやめろ!」 言っちゃった…。どうするよ俺。 「あぁいいぜ」 負けられないじゃねぇかよぉー! 「アーク・フォルクス、早く契約しろ」 「はい」 俺は魔方陣へと向かう。 「…汝、フォルクスの名の元に我と契約せよ!」 すると黒い霧が辺りを包んだ。
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