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潮風にふかれながら、ちょっと肌寒さを覚え会話しながらも中に入っていく。
虎次郎とひろみは2人して、海を眺めていた。
虎次郎 「ひろみ…」
ひろみ 「なぁに…」
虎次郎 「俺達付き合おうか、何か姫や康司もそれ願ってる気がする」
ひろみ 「……ごめん。保留にしてくれないかな」
ひろみは虎次郎の告白は嬉しかった。そして悲しくもあった。
お互いに彼氏彼女を島で失い、寂しい気持ちは一緒だったが、ひろみは心の中で葛藤していた。
虎次郎 「そっかぁ。なら後で答えてくれ、心の整理がついたらな」
ひろみ 「虎次郎ありがとう…」
虎次郎とひろみは涙を流した。そしてまた海を空を眺め続ける。
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