船上

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由起子は英治を見守る。ひろみと離れたのは、虎次郎と2人きりにさせたい思いがあった。 由起子 「英治早くよくなってね」 英治はスゥスゥと息をたて寝ているだけだった。少林の治療や劉が気を送ったのもあって、回復する為に寝ている。 時間がたち、何処かの小さな港に到着する。 劉煌が英治を担ぎ船を降りる。それに続き、虎次郎、ひろみ、由起子、涼、祐也、恵子、奈央、劉、羅侯と降りていく。 そして、2人の人物が待っていた。
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