真夜中の集会

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「にゃ!ボス、ブサイク猫狩りの詳しい説明は私にお任せ下さい。」 灰色猫はしっぽをピンと立てて言った。 「そうか、では頼む!」 灰色猫はコホンと咳をした。 「ブサイク見つけたらぶん殴るだけだにゃーーー!!苛めて街から追い出すにゃーーーー!!!」 「にゃーーーー!!!」 「灰色もう良いぞ。いいかお前達!我々は猫だ、3日立てば作戦を忘れる。よって3日に一度集会を開く!」 「にゃーー(面倒臭い)!!」 「にゃ!ボス、その時にブサイク猫が紛れ込んだらどうしますか?」 灰色はしっぽの先をひらひら動かしながら聞いた。 ボスはふむと考えた。 「そうだな。私はすぐ気がつくが、可愛いと思った猫がヒラヒラした首輪を外したらブサイクだったと言う事もあるしな、では合い言葉を決める!」 「にゃ!灰色は良い色はどうでしょう!」 「ダメだ!合い言葉はニャンダフル!では解散!」 「にゃーーーー!!!」
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