4人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「良いですか皆さん、皆さんの私語が止まるまで一分も掛かりました。ボスのお話の最中だと言うことを忘れてもらっちゃ困りますよ!」
にゃー、にゃあ~。
猫たちは申し訳なさそうに鳴く。
「にゃあ!灰色さん質問良いですか!」
猫たちの中の一匹がしっぽを高く上げて言った。
「ハイそこの君!にゃん…いえ、何でしょう」
「にゃ!一分ってどのくらいですか!」
「一分?一分の長さですか?」
うーん、と灰色猫は後ろ足で頭を掻きながら考えた。
「そうですね、ボスなら一分有れば猫パンチが100回以上は出せます。つまり沢山です!」
おぉー、と猫たちは感心する。
「にゃ!その猫パンチは爪なしですか!ソレとも爪有りですか!」
また別の猫がしっぽを上げて言った。
最初のコメントを投稿しよう!