2人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
中学生の時あたしはずっとコイツが好きだった。
いつもふざけあって憎まれ口ばかりたたきあうような仲だったが、文句を言っても言われても楽しかったし、そんな些細な事が嬉しかった
そんな日がずっと続くと信じてた。
あたしがコイツを「好き」だという噂が広まり、コドモすぎたあたしたちは気まずくなりいつしか距離を置くようになりった。
クラスも変わり、それ以来一度も口をきくことなく卒業し、あたしは市内の女子高に、ヤツは市外の高校に進学しそれっきり1度も会っていなかったから・・・
7年も会ってなかったことになる・・・・。
こんな風に話せるのが本当に不思議だった・・・
最初のコメントを投稿しよう!